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バリ4/ジャングルの中のプール

バリはほぼ赤道直下の南半球。日本の夏は、バリの冬。
高地に位置するこのヴィラの夜は寒いくらい。
涼しげなプールに魅了されましたが、冷たすぎて断念しました。
そんな状況でも欧米人は泳いでます・・・人種が違うことを改めて認識。
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ジャングルのプールはイメージ通り。水の冷たさは予想外。
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プールのディテール。勉強になりました。
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プールのすぐ上が泊まったヴィラ。
一見するとプライベートプールのようです。(笑)

バリ3/茅葺屋根のヴィラ

バリのヴィラといえば、やはり茅葺屋根。
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茅葺屋根の連なりが美しい。
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棟の部分にはこんな装飾が施されています。
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茅葺屋根の天井から蚊帳のかかる客室。
バリのおもてなしのひとつが花。日本の「生ける」花とは違い、
切り花がや花びらを散りばめるという表現です。
ベット上も花で演出されています。
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見上げると、萱葺屋根の裏面、萱葺(?)天井です。
ヴァナキュラーな構造の美学ですね。
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こちらがディテール。しっかりと編み込まれています。
この編み込み方で萱葺屋根の格も違ってくるようです。
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フラワーバスにゆったりつかりながら、ジャングルの絶景が眺められます。
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各ヴィラには斜面に迫り出すようにテラスがついています。
ジャングルの音と匂いと潤いに身を委ねていると、時間を忘れてしまいます。
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テラスからの風景は、木々が生い茂るまさにジャングル。
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突然の来客が・・・。
間近で見る迫力と荒々しさにびっくり!

バリ2/長閑な・・・

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入口の看板はこれだけ。驚くほどシンプルです。
長閑なあぜ道を歩き、
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ニワトリの脇を通り過ぎ、
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ヴィラまで階段が延々と続きます。
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階段には様々なバリ植物が抜き取られています。
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夜はこんな感じ。足元は明るく照らされていますが、
それを除けば真っ暗です。

バリ1/ナンディニ・バリ

屋内は節電で例年よりちょっと暑い気もしますが、
南国のバカンスを想像し、涼をとることとしましょう。
ということで、一昨年の旅ブログの続きを・・・(笑)
空港から車で1時間ぐらいの山間の村、ウブド。
バリでもリピーターが最も多いところではないでしょうか。
そのウブドからさらに車で数十分の渓谷にあるビラ、
ナンディニ・バリに宿泊しました。
人里離れたジャングルの斜面に点在するヴィラからの眺めは絶景。
ウブド周辺には有名な高級リゾートホテルが点在していますが、
中心部からちょっと離れていることもあり、リーズナブル。
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ジャングルの斜面に点在するビラ全景
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かなりの高低差なので、移動はゴンドラを使います。
体力に自信のある方は、階段でどうぞ。
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ご覧のとおりのモノレール式ゴンドラ(?)
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ジャングルの中を静かにゆっくり移動し、気分を高めます。
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ゴンドラの操作も扉の開閉も、乗客自身で行います。

「深沢の家」 新建築住宅特集の撮影

「深沢の家」の新建築住宅特集の撮影がありました。
掲載号は未定ですが、MDSの”柱”プロジェクトとして、
「代々木上原の家」と抱き合わせで2作品が紹介される予定です。
カメラマンは今回も高橋さん。
下の写真は引渡し前に自分で撮ったもの。
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ダイニングからリビングを見たところ。
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方向を変えると、柱はまた違った表情を見せます。
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床のレベル差に加え、V型の柱で曖昧に領域分けされています。
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夜になると柱が浮き上がります。
照明デザインはいつもと同じく、SIRIUSの戸恒浩人さん。

入笠山

日頃運動不足ということもあって、
久しぶりの登山はハイキング程度で・・・
ということで、今回は入笠山へ。標高1955mです。
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山頂からは360°の大パノラマということでしたが、この日はあいにく霞んでいて、
その素晴らしいはずの展望を拝むことはできませんでした。
晴れていれば北アルプスまで見えるそうです。
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帰りは途中からゴンドラリフトで八ヶ岳連峰の眺望を楽しみながら下山。
その下の急斜面にはなんとマウンテンバイクが・・・
ここは日本最大級のマウンテンバイクフィールドだそうです。
上はゴンドラ、下はマウンテンバイク。
この上下のギャップを撮りたくて、
しばらく眺望どころではありませんでした。(笑)

富弘美術館

一路、富弘美術館へ。
2006年に日本建築学会賞の作品賞を受賞した、
ヨコミゾマコト氏設計の美術館です。
高崎から北東へわたらせ渓谷沿いをひたすら走ります。
ふと気付くと、どこからか「もしもしカメよ~♪」のメロディーが・・・
スピード注意のためか、居眠り防止のためか、
特殊な舗装面を走ることで、聞こえてきているようでした。
後で調べたところ、メロディーロードなるもの。
群馬ではメロディーラインというらしいです。
そしてようやく到着。
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建物内は撮影禁止のため、この美術館の特徴は他に任せるとして・・・
わたらせ渓谷上流の草木湖を見渡す、豊かな自然の中に建っています。
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唯一撮影可能なカフェ。
ここでひとしきり、星野富弘さんのことや詩について考えたくなります。
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展示内容についてはこの時初めて知りました。
「富弘美術館」という名称の建築として捉えるばかりで、
恥ずかしながら、星野富弘さんという方をこの時までよく知りませんでした。
建築よりも星野富弘さんの生き様に深く感銘。
今度はわたらせ渓谷鐵道で行ってみたいです。

高崎名物・ソースかつ丼

そして高崎から移動する前に、お昼ごはん。
高崎名物のソースかつ丼・・・と言いたいところですが、
ソースカツ丼ではなく、お店伝統の和風ダシのカツ丼です。
時間がなかったのでテイクアウトして車の中でいただきました。
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栄寿亭 カツ丼(玉子なし)¥400。 安い!

群馬県立近代美術館

翌日は同じ高崎市内にある群馬県立近代美術館へ。
磯崎新氏設計の1974年竣工の美術館です。
当日の企画展は『司修のえものがたり―絵画原画の世界』。
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多くの人の記憶に残っている絵本や物語で描かれた絵の原画です。
絵をみて思い出す方も多いのではないでしょうか。
物語の世界観を絵で伝えるという情熱が、とてもよく伝わってくる企画展でした。
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群馬音楽センター

同じく、アントニン・レーモンド設計の群馬音楽センター。
鉄筋コンクリートによる折板構造という特徴ある構造が美しくわかりやすい。
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稜線のシャープさに目を奪われますが、
雨水処理の仕方がこれまた興味深い。
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その構造とコンクリートの力強さが内部にも表われてます。
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2階ホワイエ。
当時のスチール製カーテンウォールのディテールにくすぐられます。
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全景が撮れないので模型で。