ポルトガルより戻ってから最初の仕事は地鎮祭。
「桜丘の家」、いよいよ始まります!
ポルトガルに行ってきました!
恒例の建築視察は今年はポルトガル。
僕は学生の時にリスボンに立ち寄ったことがあるので、
今回は20年ぶりのポルトガルということになります。
やや夏の暑さも弱まった9月上旬、2週間程行ってきました。
ポルトガルの建築家、巨匠アルヴァロ・シザの作品を見てまわる主目的が、
車でしか行けない人里離れた山岳地帯の集落を見てまわったり、
ポサーダ(古い修道院、城を改装した国営のホテル)に泊まることなど、
気がつくと、現代建築見学は全体の1/3くらいになっていました。
時を越える不朽の建築と街並みを訪れ、とても刺激になりました。
アルヴァロ・シザの作品では、レサのプールが一番感動させられました。
集落では大きな石に寄り添うようにできた不思議な街、モンサント。
ポサーダはシト―派修道院を改装したポサーダ・アマレスと、
城の石積みの痕跡が残るポサーダ・クラト
ポルトガルの遺産、ポサーダではネコがお出迎え。
写真が整理できたら、少しずつアップします。
「八ヶ岳の山荘」 配筋検査
「八ヶ岳の山荘」に配筋検査に検査に行ってきました。
晴れてはいるものの、残念ながら今回も南アルプスは見えません。
今回は「布基礎」という基礎形式を選択しました。
支持地盤まで基礎を下げたために、ご覧の通りの深基礎です。
隅田川の花火とスカイツリー2011
隅田川花火大会は、震災の影響で日程こそ変わりましたが無事開催。
かれこれ10年以上観ていますが、今年は見物客が圧倒的に多く、
道路は人で埋め尽くされていました。
ビルの谷間に見える花火。左にうっすらと見えるのがスカイツリー。
昨年の花火大会ではまさに建設中だったスカイツリーが、
今年はトップまで到達しました!
来年は「ライトアップされたスカイツリーと花火」となるので、
今年のこの写真、今後思い出の一枚となることでしょう。
夏の終わりを告げる今年の隅田川の花火。
なんだかいつも以上にとてもきれいでした。
「ポジャギの家」真夏の写真撮影
昨年竣工した「ポジャギの家」の竣工写真撮影を行いました。
家の前には緑豊かな公園が広がっています。
インテリアデザイナーでもある建主様自作のポジャギが完成しました!
写真が出来次第、アップします。
新建築住宅特集の撮影
「深沢の家」「代々木上原の家」の二つの住宅が、
新建築住宅特集10月号に掲載されることになり、
竣工時に撮り残していた外観の撮影を行いました。
建築の外観写真は太陽光の位置、雲の状態が重要で、
外観のテクスチャーによってもベストのコンデションは異なります。
「深沢の家」は外観の左官のザッラとしたテクスチャー感を出したいので、
壁沿いをなめるような時間帯、バックは勿論青空がベスト。
「代々木上原の家」は外観の杉板が落ち着いた雰囲気が良く、
手前の電線の影が写り込まないように太陽が雲に隠れた状態で、
かつ、バックは雲入りの青空がベストです。
この撮影直後に豪雨となり、ギリギリ間に合いました。
それぞれの撮影ベストタイムは工事中から把握していましたが、
二つの住宅の電車の乗り換えも含めて3時間で撮ることができて、
実にラッキーな一日でした。
「荻窪の家」SUMAI no Sekkei 取材
お盆明けは雑誌の取材から始まりました。
SUMAI no Sekkei の取材で、「荻窪の家」です。
家の周りの緑は、夏らしく元気いっぱいでした。
掲載は、SUMAI no Sekkei 1月号(11月発売)とちょっと先です。
事務所(ちょっとだけ)改装!塗装の巻。
2月に事務所を移転し、内装に少し手を加えよう思いながらも、
諸々あってなかなか手を付けられたなかったのですが、
お盆休み前にようやく決行することができました。
改装の趣旨は、「材料のサンプル帳をつくる」です。
この日は塗装のサンプル製作です。
下塗りで塗装体験させてもらえるというオマケ付き!
祝!完成!!
写真ではよくわからないですが、
間接照明下の壁にうっすらベージュ系、
奥の壁は渋いグリーン系を塗りました。
塗装と言えども、素材感たっぷりの塗料です。
大学は夏休み
今年は理科大と日大の2年生の設計製図を、通年で担当しています。
週2日抜けるのは結構厳しいですが、希望に満ちたやる気のある学生からは、
若いエネルギーを貰っているように思います。
大学の建築学科の設計製図の授業は、2年生ぐらいから始まることが多く、
1年に4課題出題され、学生が考えてきた案について、
個別またはグループでコメントするという形式が一般的です。
その他に、僕は個別指導の前に30分くらい小話をするのですが、
その内容は、学生のうちにやっておくべきと思っていることや、
業務における設計と学校の課題における設計では若干異なること、
大切にすべき点も少し違うといったこと等々。
今年は両大学で2年生の第二課題を出題することとなり、
MDSで設計した「荻窪の家」の敷地において、
「20年後の私の家」という課題を出しました。
およそ350人が考えるといろんな案が出るもので、
中には2年生とは思えない案もありました。
日大の学生が理科大の講評会にも参加し、その後の懇親会で、
同じ課題を見せ合うなどの交流もあり、有意義なものだったと思います。
気がつくと7月末。学校もようやく夏休み。
とは言っても、学校の夏休み中はオープンデスクというものがあって、
今年は2名の学生が実務体験をするため事務所に来ます。
毎年、学生から多数希望がありますが、
仕事、スタッフとのバランスもあり、あまり多く受け入れできません。
学生諸君!夏休み以外は大歓迎ですので・・・・
こちらは、日大の第一課題の全体発表風景の写真。
僕が設計指導を担当した学生が全体で一位になりました。
第二課題も一番でした。おめでとうございます。
学生自身の評価ですが、なんとなくこちらもうれしくなります。
SUSU-素住-
『玉川上水の家』が雑誌 「SUSU-素住-」 に掲載されました。
撮影当日、子ども達は大騒ぎ。
動きが速すぎて、一瞬のシャッターチャンス逃すまいと、
カメラマンさんが奮闘してくれました。