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伊丹潤の「ポド・ホテル」に宿泊@韓国・済州島

伊丹潤の建築視察に韓国、済州島に、
初見先生、他数名と行ってきました。
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今回のメインはこちらのポド・ホテル
流線型の屋根が特徴的な平屋の小規模高級リゾートホテル。
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ホテル全体がアート空間といった雰囲気で、
暗がりの先に外の遠くの風景が見ます。
光の反射を巧みに計算していることが伝わってきます。
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光沢のある真っ黒の石を使って光を感じさせています。
暗闇があるからこそ、光のあたたった緑がとても冴えて見えますね。
左右の遠くの方に抜けのある明るところがあって、
自然とそちらに歩いていこうとさせられます。
右の奥に進んで行くと・・・・
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このようなスペースになります。
右側は光沢のないカーペットの敷かれた客室への廊下。
左側は中庭に面した光沢のある黒い石が敷き詰められています。
その間はさらに鏡面状に磨いた御影石が、光の風景をを映し込みます。
中庭は自然に近いさりげない雰囲気に植栽が植えられていて、
上部は障子として、下部の風景を切り取っています。
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障子の和紙は日本では下部のように外側に貼るのが一般的ですが、
韓国は上部のように室内側に貼るようです。
ベンチに座って庭を眺めていると、時間を忘れてしまいます。
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こちらのレストランも、明るさを抑えているようです。
柱をさりげなく照らし、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
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泊まったのは韓室のデラックスルーム。
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夜が明けると格子の和紙越しに淡い光が差し込み、
光沢のある床が上品にその光を反射させています。
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こちらが、韓紙にニスを塗ったオンドルの床。
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窓まわりは日本と韓国の折衷の障子です。
それを明けると・・・・・
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このような感じです。
天井は丸太と漆喰のやや田舎風のデザイン。
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屋根は流線型ですが、壁はグリットにあえてのせた状態で、
一見、チグハグの印象をうけますが・・・・・
屋根と客室天井の間に、空調が納められていると思います。
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クロゼットは洗面側とベットルーム側のどちらからも、
洋服を出し入れできるようになっています。
ガラス越しに見える浴室は温泉の檜風呂。
そして、支配人にスイートルームも案内して頂きました。
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こちら部屋は木張りの少しスタイリッシュな天井で、
こちらのリビングルームの他に、バスルーム二つと、
ベッドルームを4つに分割できるようになっている部屋となっていて、
4人で泊まる場合は、デラックスルーム×2室よりも良かったかも。
素材、光と影、日韓の伝統的なデザインなど、
学ぶべきことがいろいろありました。
他の伊丹さんの作品は、また後日!
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