事務所から代々木公園を眺めると、
桜の木の部分が樹氷に覆われているように見えます。
公園内には数々のお花見スポットがありますが、
こんなふうに山の中で桜を楽しんでいる気分にさせるスポットもあります↓
桜吹雪の頃はまた格段に美しい
この季節のランチは専ら代々木公園でお花見ランチです。
赤プリの夜桜
グランドプリンスホテル赤坂、通称「赤プリ」。
ここの桜は毎年見事です。
外濠の水面に映る二重の夜桜には、立ち止まらずにはいられません。
(撮影を試みましたが失敗。以前のブログをご参照下さい・・・)
外濠に面した桜並木の内側。都会の喧騒の中、別世界が広がります
桜の足元のきれいに刈り込まれたツツジも満開。ふわふわ絨毯のよう
ここはその昔、紀伊和歌山藩徳川家の屋敷があったところだそうです。
代々木公園の近頃
ちょっと前の代々木公園。
枝ぶりの美しい樹木の影。
最近の代々木公園。
見上げると
桜真っ盛り。
気になる団地
団地マニアが見れば、どこの団地かすぐわかる?!
今頃、桜並木が満開だろうな・・・
施工中の現場への道中、いつも気になる風景。
団地マニアでなくっても、その圧倒的な存在感に、つい目を奪われます。
アルゼンチンのエコデザイン
インカインディアの伝統的な手織物の技術を再生・進化させ、
独自のエコ商品を展開しているトリバリア・エコデザイン社。
そのレセプション・パーティーでアルゼンチン大使公邸に行ってきました。
中央で説明しているのがデザイナーのマリアノ・マエストリ氏
トリバリア・エコデザイン社の手作りの椅子とカーペット
アルゼンチン・パタゴニア地方の天然の羊の毛を使い、
トマトやレモンといった自然界の素材より染色した織物による品々。
日本での販売はまだこれからのようです。
スイーツ
ガラスのショーケースに陳列された
おいしそうなスイーツたち。
どれにしようかな?
実はこれ、建材・タイルの展示風景です。
毎年、東京ビッグサイトで行われる建築・建材展。
そこにはありとあらゆる建材が集結し、
自社商品のアピールに全力を尽くします。
趣向を凝らしたプレゼンテーションを見るのも楽しい。
3万5千人の大移動
走る。
走る、走る。
3万5千人の大移動。
6.5倍の倍率を突破し、大都市・東京を駆け抜ける人々。
GROOVISIONSのモーショングラフィックを彷彿とさせる風景です。
来年もまた見たい。
北欧32 / アアルトの実験住宅「夏の家」
ムーラッツァロ島に建築家アルヴァ・アアルトの別荘があります。
ユバスキュラから20km、セイナッツァロから4kmの所にある小さな島で、
今でこそ橋がかかっていますが、以前はすべてボートでの移動。
サマーハウスとボートの文化は、教養ある階級の生活には重要だったようです。
アアルトが隣町のセイナッツァロの町役場の設計していた頃、
先妻のアノイが他界し、その後エリッサと結婚。この別荘を建てました。
この別荘は水面から隆起した岩の上に建っています。
まわりに美しい湖と森林がありながら、中庭を囲んだプランとして、
湖の見える方角にだけ壁が開かれています。
中庭は50種類の赤レンガのパッチワークで、外周部は白く塗られています。
白い石灰で塗られた外周部の壁は湖の方向のみが開かれています。
リビングから中庭越しに見た湖。
中庭中央部には炉をつくり、火をおこして暖をとったり、
バーベキューをしたりできるようになっています。
壁の一部を切り取り、風景を切りとりたいという意思と、
炉を中心に囲みたいという意思を感じます。
「囲む」というコンセプトはわかりますが、
壁の向こう側にはあまりに素晴らしい湖が広がっているので、
無理に囲まなくても良かったような気もしてきますが・・・・
正方形の中庭を囲むようにL形の建物が配置されています。
床は赤レンガのパッチワーク。
壁も赤レンガのパッチワークです。
アメリカのMIT学生寮ベーカーハウス、セイナッツァロの町役場、
ヘルシンキ工科大学、ユバスキュラ大学、文化の家など、
その当時のアアルトの作品の外壁は赤レンガが使われていますが、
この中庭では約50種類の赤レンガが実験的に使われています。
こちらがリビングの内観。
ここから中庭越しに湖を望むことができます。
細い木材を組み合わせたシンプルな架構です。
現在もアアルトの子孫が別荘として利用していますが、
月水金の13時半から2時間だけ見学が可能(要予約)。
こちらはサウナ。サウナのあとは目の前の湖へ。
フィンランドらしいですね。
こちらはボート小屋。
この島には橋がなかったので、以前は移動はすべてボートだったようです。
日本人の感覚からするととても贅沢に思えますが、
北欧のあちこちでこのような風景を見かけました。
北欧32 / フィンランドの車窓
フィンランドは「森と湖の国」。
どこまでも、どこまでも、森と湖です。
車窓からの風景は、ずっとこんな感じです。
特急列車の車内は奇麗で、とても快適。
北欧31 / 北欧の照明
北欧の冬は寒くて、夜が長い。
そのような気候風土が北欧の照明デザインを生んだのでしょう。
北欧の観光は日が長い夏がベストシーズンかもしれませんが、
夜の長い冬もきっと素晴らしいことでしょう。
最近、日本人の照明に対する意識は高くなってきたと思いますが、
北欧に限らず欧州のパブリックスペースの照明は素晴らしいものが多く、
まだまだ学ぶべきところがたくさんあります。
写真はフィンランドのユバスキュラ駅の照明。
駅の天井の高い空間をアッパーライトで反射板に当て、
その反射光で床の照度をとっています。
まわりが明るいのでいまひとつその効果はわかりにくいですが・・・