





日記
久しぶりに赤坂見附に行ってきたのですが、
数年前までそこにそびえていた赤坂プリンスホテルは、
今は跡形もありません。。。。。。
通称「赤プリ」は今は亡き丹下健三の設計した建物でしたが、
早稲田大学教授を退官される石山修武氏が新たな活動の節目として、
建築家、建築史評論家などと「これから」を語る建築談義が、
早稲田大学でで行われるというとで、行って来ました。
大隈講堂に初めて入りましたが、やっぱり立派ですね。。。。。
登壇者は安藤忠雄、磯崎新といった錚々たる面々ということもあり、
会場は定員をはるかに超える超満員でしたが、
残念ながら、磯崎さんは高熱のため欠席。。。
安藤さんは大学での講演ということもあってか、
久しぶりに若い頃のエネルギッシュな内容の話で、
学生の頃を思い出し、元気をもらいました。
安藤さんが「VISIONを持ちなさい」と言うと、説得力がありますね。
その他には台湾の建築家の李祖原氏や、
工業デザイナー の重鎮、栄久庵憲司氏など、
普段お会いするようなことがない方々の話も聴けて有意義でした。
「伝統的木造住宅と省エネルギー」のフォーラムが東京大学で行われました。
日本建築学会、日本建築家協会、日本建築士会連合会など5団体が主催で、
筑波大学名誉教授の安藤邦廣先生、土佐派の建築家として有名な山本長水さんなど、
その道の著名な方々が一同に集まるということで、行ってきました。
こちらが会場の弥生講堂 一条ホール。
2020 年に向けて省エネ基準適合義務化の法制化が予定されていますが、
このままでは、校倉造り、板倉造り、真壁の土壁造りや土蔵づくりなど、
伝統木造も、高い外皮性能が求められることになります。
伝統的木造住宅と省エネルギーに関しての問題点を、
色々な立場の方々が集まり、明らかにするという主旨のものでした。
昨年、高知の稱名寺本堂、中芸高校格技場の見学に行って来ましたが、
その設計者の山本長水さんの話はなかなか聞く機会がないので、
個人的にはそれだけでも価値がありました。
国立近現代資料館で行われている坂倉準三の展覧会に行ってきました。
坂倉準三は、ル・コルビュジエのアトリエで働いた後、
鎌倉の神奈川県立近代美術館を設計しましたが、
その当時の写真や原図などによって紹介されていました。
パンフレットの構造フレームの写真が印象的ですが、
その原図と構造模型が展示されいたのがとても良かったです。
帰りに隣にある都立旧岩崎邸庭園に立ち寄ってきました。
この建物は1896年、ジョサイア・コンドル設計の三菱財閥の邸宅です。
モダニズム建築も良いですが、こちらはこちらで良いですね。
日本大学の卒業設計審査会に行ってきました。
先週に続き、また記録的な大雪の日に審査会となってしまいました。
例年通り、午前中はそれぞれの先生が10作品を選び、
得票数が多い作品が午後の2次審査に進みます。
こちらが一等の学生のプレゼンテーション風景。
最終審査で僕はこちらに一票いれましたが、二等とは一票差。
上位はほとんど優劣がなかったように思いました。
審査会の後の大学主催の懇親会は、
大雪のために中止になってしまいました。
学生にとってはとても残念だったのではないでしょうか。
僕は帰りのバスで一緒になった曽根先生に誘われ、
建築家の木下さん、谷内田さん、照明の岩井さんと雪見酒・・・・。
それはそれでとても楽しい夜でした(笑)。
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