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倉のある風景

新しい仕事の打合せのために、長野に行ってきました。
長野市は高校の頃、住んでいたということもあり、親近感のある特別な場所。
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敷地内に日本庭園と倉があり、これらが設計の難易度を上げています。
世代交代した若い世代は、このようなものを好まないのですが、
だからと言って、全部壊してしまって良いものなか難しいところです。
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隣りにも同じ形の倉があって、美しい風景をつくっています。
元々、漆喰だった外壁に仕上げをしてしまった残念な状態ですが、
内部を拝見させていただくと、美しい木の架構があるので残すことに。
上手に過去の遺産を取り入れていきたいものですね。

全体講評会@東京理科大学

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東京理科大学の設計製図全体講評会、僕の班の奥村くんの講評風景。
前回、全体講評会に進めなかったのをバネに、今回はとても頑張りました。。。
その甲斐あって、見事、1番になりました。おめでとうござます!
とは言うものの、上位陣は僅差です。
引き続き、後期以降も頑張りましょう!

クロガネモチの根回し

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「松濤の家」の植栽大移動はいよいよ大詰め。
今回、大谷石の塀を全面直すにあたり、
このクロガネモチの巨木を移動しなければなりません。
木の周りの根を切り、1年根回ししておく予定でしたが、
根は掘ったあたりにほとんどなく、塀側と直下にのびているようです。
つまり、移動する際にそれらの根を切る必要があり、
このような場合は、木が枯れてしまう恐れが高くなるとのこと。。。。
ただ、これを移動しないときちんと擁壁を直せないので困ったものです。
松濤は元々、鍋島藩のお屋敷があったところで、
大谷石の塀は大政奉還の頃に出来たものらしく、
あちらこちらで同じような問題に直面しているようです。

「松濤の家」植栽大移動

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「松濤の家」の植栽の大移動が始まります。
新しい建物を建てるにあたり、残す木と一旦外に運び出す木、
そして、伐採する木を建て主様と造園屋さんと一緒に最終確認。
ここで生まれ育った建て主様にとってはとても名残り惜しいことと思いますが、
生まれ変わるにはどうしても必要なこと。
折角、庭を壊してまでつくのですから、
これからつくるものは以前以上にしなければなりません。
気を引き締めて頑張れらねば。。。。