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ポーゲンポールのショールーム@麻布

水廻り、冷蔵庫、壁紙などの高級メーカーが集うパーティーに招待され、
ドイツ老舗キッチンメーカー、ポーゲンポールのショールームに行ってきました。
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TVでおなじみのシェフ、マリオ・フリットリ氏の実演も。
ハイテンションのトークはこのような場では盛り上がりますね。
残念ながら、話をしている間に食べ損ねてしまいました。。。。

真鶴ハウス訪問

理科大の岩岡先生に真鶴ハウスをご案内していただきました。
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こちらが、テラスから見た風景。
手前が湯河原、奥が熱海とのこと。
コルビジェのカップマルタンになぞられえた感じです。。。。
計ってみると、モナコとカップマルタンの方が近いとのこと(笑)。
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土間が特徴的な不思議なプラン。
詳しくは、新建築住宅特集2月号で。
到着と同時に、写真奥の畳の部屋で、海風にあたりながら、
高安先生と有岡さんと早速、ビールで乾杯!
そして、あっという間に夕方に。。。
駅前のお店に場所を移して、初見先生と山名先生もそこから合流。
久しぶりに、飲み過ぎました。。。

AICAのカタログに「西谷の家」掲載

建材メーカーのAICAのカタログで、
MDSが設計した「西谷の家」が詳しく紹介されています。
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真白な表紙のデザインです。
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外壁仕上げのテクスチャーをボーダー状に変えています。
窓を絡めてボーダー状に目地を切ることによって、ひび割れの防止になるとともに、
目線のレベルでよく見える下部は比較的に高価な仕上げとして、
逆に、目線から遠い上部は安い仕上げとすることで、コストダウンを計っています。
というような話が詳しく書いてあります。。。。。

「志木の家」外壁仕上げの確認

「志木の家」の現場に行ってきました。
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仮囲いが外れた「志木の家」。
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外壁仕上げの確認です。いつもとは少し違うやり方で素材感を出しています。
工事監理者としてOKを出して、仮囲いを解体です。

木とコンクリート。そして、石積み

僕が実行委員を務める建築家協会の建築セミナーで、
竹原義二さんにレクチャーをしていただくお願いするために、
大阪のご自宅に伺いました(正確には、伺わせていただきました)。
竣工は10年以上前になると思いますが、
タガヤサン、ウォールナットといった広葉樹と、
荒いコンクリートがつくり出す独特な空間が今でも新鮮です。
広葉樹は一般的に構造材として使われる杉や檜などの針葉樹と違って、
とても固く、施工が極めて難しいのですが、独特な木目や色が美しい。
そんな木とコンクリートの特殊な構造でつくられた家を、
是非とも拝見したい旨をお伝えして、念願が叶いました。
実際に訪れると、予想を遥かに超える空間が広がっていました。
写真や図面では伝わらない世界です。
素材の力を引き出した上で、複雑に外部と内部が混在する空間。
立体的な町家のような趣もありますが、
それとはまた違っているような・・・・・
あれこれ考えさせられてしまう空間でもありますが、
そんなことはどうでもよくなる心地の良い空間です。
感動しました!
その後、竹原さんの車に乗せていただき、事務所へ。
事務所を少しご案内していただいた後、昼食。
そこで、石積みのことや、慈光院の凄さなどなど、
とても面白いお話を拝聴させていただきました。
貴重なお時間を裂いていただきまして、
竹原さん、そして奥様、本当にどうも有難うございました。
お礼を言ってお別れした後、早速、話にあがった大阪城へ。
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「あやをなす」石垣。
殿様に呼ばれて城に行く時と、お勤めを終えて帰る時とは、
石の見え方(見せ方)が違うとのこと。。。。
なるほど。
その当時に想いに馳せて見なければ、見えてこないものがあるんですね。
竹原さんは敢えてそれ以上、多くは語らず、、、流石、教育者です。
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実際に行って見ると、よく分からないのですが(笑)、
お城に向かう時は(殿様の威厳を示す為に?)目に入ってくる石は巨石が多く、
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帰りは(落ち着いた気持ちで、ゆっくりと歩くので)、
どちらかというと凝ったものが多いような・・・・(?)
石積みも奥が深いんですね。
午前中は竹原さんの自邸の広葉樹とコンクリートがつくる圧倒的な空間。
そして、午後は石がつくり出す圧倒的な城壁。
素材の持つ力についてとても考えさせられる一日でした。

慈光院の刈り込み

建築家同士で古建築について話をしていると、
しばしば話題にあがるものに奈良の慈光院があります。
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僕が慈光院を訪れるのは今回がはじめて。
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お茶を頂きながら、広縁越しに遠くに見える山々と近景の庭。
確かに素晴らしく、説明は全くいりません。
ただ、中景に見える平野に建つ建物がかなり気になります。。。。
この風景が何かと問題になっていることは知っていましたが、
なぜ植栽でそれを隠さないのか・・・・(?)
桂離宮や無鄰菴など、京都では昔は遠くの山々が見えたが今は見えない、
という話はよく聞きます。当然木は成長するので、
実は今、私たちが見る風景はつくった当時とは違うのです。
木が高くなることで、周辺の高いビルが見えなくなるので、
まあそれはそれで良いのかと思っていましたが、
ここから見える植栽も含む風景が変わっていないことが重要であって、
その全く変わらないことがとてもエネルギーがいることなのだそうです。
つまり、この植栽の刈り込みこそが素晴らしいとのこと。
なるほど。。。。
そのようなお話を、見学した次の日に、竹原さんに教えていただきました。
まだまだ知らないことだらけです。。。。

「富津岬の別荘」FANTASTIC KITCHEN COMPETITION 2015受賞

MDSが設計した富津岬の別荘
FANTASTIC KITCHEN COMPETITION 2015を受賞しました。
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授賞式は事務所近くの南青山ミーレショールーム。
モダンリビングの下田編集長から「モダンリビング賞」をいただきました。
どうも有難うございました。
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授賞式の後は出席者の皆様と歓談。
さすがキッチンの賞だけに、目にも美しいオードブルの数々でした。

「つつじヶ丘の家」竣工検査

「つつじヶ丘の家」の竣工検査に行ってきました。
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家具と部屋の区別なく、たくさんの「家型」が連なる不思議な空間。。。。
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バスルームに差し込む光が美しい陰翳をつく出します。
若干の手直しがありますが、無事引き渡しができそうです。