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冬の風景@昭島の家

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今年の夏に竣工した「昭島の家」に数ヶ月ぶりに行ってきました。
夏は木陰をつくっていた窓一面の緑はすっかり葉を落とした冬の風景です。
リビングの奥深くまで、サンサンと日が差し込んでいました。
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親世帯のコタツでお茶を飲みながら、
土間越しに眺める祠がとても絵になります。
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親世帯と子世帯とはきちんと扉で締め切ることもできますが、
その扉を開けると・・・
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障子でゆるく繋げることもできるようにしています。
万一、何かあった時には、ここから行き来できるのは安心ですね。
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巨木が葉を落とした冬の散歩道のような美しい風景です。
親世帯の玄関を通り過ぎた先に子世帯の増築部分があるのですが、
外観も親子の不即不離の関係をとても大切にしています。
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親世帯と緩くつながる子世帯の玄関周り。
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親世帯から見ると、建てもの越しに奥の風景が見える抜けを大切にしつつ、
子世帯の気配が感じられるような微妙な距離感をとっています。
工事中に転勤になってしまいましたが、早く東京に戻られて、
ここで暮らされることを願っております(笑)!

茶室の実測調査

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日本庭園をできるだけ保存しながら住宅を建て直すこちらのプロジェクト。
京都から移築されたこちらの茶室は、
若干、補修はするものの敷地内で移築することに。
解体前に水澤工務店による実測調査が始まりました。
とても難しいプロジェクトですが、少しずつ前に進んでいます。

「つつじヶ丘の家」一年検査

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つつじヶ丘の家の一年検査に行ってきました。
特に大きな不具合もなく、とても快適に過ごされているとのことで何よりです。
食事までご用意までしていただいてたようですが、、、、
その後、あいにく用事があって、後ろ髪を引かれるようにその場を後にしました。
とても残念。。。。

渡辺篤史さんとの対談@ミーレ・センター表参道

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「渡辺篤史の建もの探訪」でおなじみの渡辺篤史さんとのトークイベントで、
表参道のミーレ・ショールームに行ってきました。
建築家や学生向けの講演であれば、僕はむしろ慣れているのですが、
参加者は一般の方向けのトークイベントということに加えて、
渡辺さんの無茶ぶり(?)に対応するのはなかなか難しいものですね。。。。
何事も慣れですね。

「志木の家」一年検査

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志木の家の一年検査に行ってきました。
室内の壁、天井、床のすべてが黒い、とても個性的な住宅なので、
一年間、暮らされた感想をお聞きするのがとても楽しみでしたが、
竣工直後以上にとても気に入って下さっているご様子で、
自分たちで撮った写真をいろいろ見せていただきました。
今後もどのように暮らされるのか、とても楽しみです。

「昭島の家」祝!竣工

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「昭島の家」の引き渡しを無事に終えました。
建築基準法的には母屋の増築の二世帯住宅。
増築部分(子世帯部分)の2階は、
リビングとダイニングを見下ろすように、
回遊性のある大きなキッチンが鎮座するプラン。
床の高さや壁の向きを適度に調整することで、
親世帯との適度の距離感を保ちつつ、
窓が周辺の緑や空を切り取り、
心地の良い空間をつくり出しています。

「吉祥寺の家」祝!地鎮祭

「吉祥寺の家」の地鎮祭に行ってきました。
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急に雨が降り出し、パラソルを建てての神事となりました。
シンプルな切妻屋根の家ですが、クネクネっと(笑)一工夫。
竣工をお楽しみに!

「昭島の家」照明の調整

照明の調整のため、昭島の家に行ってきました。
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アジャスタブルのダウンライトや、ライン照明の位置をひとつひとつ微調整。
こちらは、手前のリビング・ダイニングより一段高いところにあるキッチン。
部屋全体が見渡せるまさにコックピットです。
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敷地内の大切な祠は、バックの緑をライトアップしてシルエットに。
建て主様も大満足のご様子で、何よりです。
樹齢300年と言われる柚の木も、
生まれて初めてライトアップされて(笑)ややうれしそうでした。。。。。
写真は後日、お楽しみに!

「昭島の家」施主検査

「昭島の家」の施主検査に行ってきました。
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母屋の庭を通り抜けて、子世帯の住宅へ。
奥にはかなりの立派な木々が立ち並んでいて、
その木々を通ってくる風は、周辺よりも涼しく、驚くほど心地いい。
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大切な祠を避けるように建物形状および配置を決めています。
建築基準法上は増築として計画されたこの住宅。
こちらの土間を介して母屋と繋がっています。
施主検査は特に大きな問題はなく、予定通り引き渡しができそうです。

全体講評会@東京理科大学 

東京理科大学の前期最後の授業の全体講評会。
敷地は谷中で「多文化シェアハウス」ととても現代的な課題ということもあって、
のびのびと楽しそうに課題に取り組んでくれました。
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こちらは僕の班の塚本沙理さんのプレゼン風景。
今年から非常勤講師として加わった、いしまる先生が質問しているところ。
各班から選ばれた40作品の発表の後、
先生一人5票持ちで、議論すべき作品に絞り込み、
最後は上位4、5作品で熱く議論を重ね、1、2、3位を決めました。
そして、めでたく塚本さんが一等になりました!おめでとうございます!
今年の理科大2年生はなかなかレベルが高く、
一等とほぼ同じようなレベルのものが10作品くらいありました。
この後、いつまでこのモチベーションが続くかが鍵となりますね。
皆さん、とても期待していますよ!
講評会の後は、製図室でそのまま懇親会。
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ビール(未成年はジュース)を片手に、助教のバージェスさんの話を聞く学生たち。
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今年の前期は講師陣が一気に若返り(?)、懇親会もとてもなごやか。
そして、この後、店に移動して、、、、気がつくと終電ギリギリ。
とても楽しい一日でした。

全体講評会@東京理科大学

理科大の設計演習の全体講評会がありました。
今年度から、設計演習の担当教員は大幅に変わって、
男女比率が半々、そして、かなり若返りました。
気がつくと、僕が一番年長です。。。。。
今回の課題は斜面地に建つ週末住宅。
8つの班からトップ2名づつ16名が発表しました。
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僕の班の辻川樹君の発表風景。模型を間近で見ながら、
プレゼンを聞き入る大成優子先生(左)と岡野道子先生(右)。
手前の模型は、僕の班のもう一人の中村浩司君のもので、
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二つに分けると中が見える断面模型。
その模型をのぞきこんでいるのは、本年度から常勤となった垣野准教授。
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すべての発表が終わった後、教員8人が3票持ちで投票し、
まず、得票が多かった6作品を選び、
そこから8人が一番良いと思うものに1票入れて、
得票が多い順に1、2、3等を決めるというルール。
少し評価軸や決め方を変えると順位も変わるので、これは一種のイベントです!
ただ、上位3人が本に載るので、いつもかなり盛り上がります。
結果は、辻川君が一等で、中村君が二等と上位二人がウチの班でした。
おめでとうございます!
選ばれていないものも含めて、他にもたくさん面白いものがありました。
授業の後、終電まで学生を交えた懇親会。とても楽しい一日でした。

「鎌倉長谷の家」竣工して1ヶ月

先月竣工した「鎌倉長谷の家」に行ってきました。
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家型のブロックと変形片流れのブロックを組み合わせた住宅です。
山の緑がとても良いですね。
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日が暮れると細かな梁が照明に映えてとても奇麗です。
建主様もそこが最も気に入っているとのこと。

夜桜@井の頭公園の家

「井の頭公園の家」の建て主様から、
無事引っ越しが終わったとのメールがありました。
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こちらの窓台に座って、ビールを飲みながら夜桜を楽しんでいるとのこと。
羨まし〜い。。。
メールの文面からご満足のご様子が伝わってきて、
こちらとしてもとても嬉しいです。
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僕は自分で撮った写真を眺めながらビールを飲むとしましょう。

「井の頭公園の家」祝!竣工

家の裏側に大きな桜が見える「井の頭公園の家」。
桜の咲いている時期に、無事に引き渡しすることができました!
少し工事がずれ込みましたが、間に合って良かったです(汗)。。。。
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大きな窓台ではしゃぎながら桜を眺める子どもたち。
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大黒柱が家の中心に鎮座する住宅です。
詳しくは、また後日。お楽しみに!

代々木上原の桜

新しいプロジェクトの現地調査のため、
久しぶりに代々木上原に行ってきました。
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敷地の後ろにはとても大きな桜の木がありました。
この桜との関係が今回のプロジェクトの鍵となりそうです。。。

「昭島の家」祝!地鎮祭

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「昭島の家」の地鎮祭に行ってきました。
母屋の横の一角に、大きな木々に向かって建つ住宅です。
いよいよ着工。竣工が楽しみです。
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周辺にはこのような立派な倉が点在しています。
いにしえの奥多摩街道沿いの名家の面影を今に伝えます。

「富津岬の別荘」一年検査

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「富津岬の別荘」の一年検査に行ってきました。
心配していた塩害も、二重三重に対策を練った甲斐があって、
ほとんど錆は出ていなくて、とても奇麗な状態でほっとしました。
特に大きな問題もなく、快適に過ごされているご様子でなによりです。

梅のある風景

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「小金井の家」の建て主様から家の前の梅が咲いたとのお知らせをいただき、
カメラを持って伺いました。イメージ通りに梅が見ます!
なんとも長閑な風景ですね。
お引越しは来月とのこと。建主様はがとても楽しみなご様子でした。

卒業設計講評会@日本大学

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日大の卒業設計講評会に行ってきました。
MDSのオープンデスクにも来ていた日野君の発表風景。
中村好文さん、泉幸甫さん、木下庸子さん、他そうそうたる講師陣に囲まれ、
質問攻めにあう学生たちですが、その回答が大きく評価に左右します。
日大も今年の理科大同様、全般的にプレゼンは良いのですが、
今ひとつ案の深さがないように感じました。。。

「東小金井の家」の竣工検査

「東小金井の家」の竣工検査に行ってきました。
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塀の外から室内まで、小さな壁が外と内を緩やかに分節します。
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少しずつスキップしながらルーフテラスまで小さな床が連続しています。
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照明が壁の隙間からこぼれ出し、昼とは違った趣に。
建て主様も大変ご満足のご様子で、なによりです。

最後の授業@日本大学

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写真は僕が指導した小室君の美術館の課題発表風景。
10年間、非常勤講師を勤めた日本大学生産工学部。
任期を終えて、今日が最後の授業でした。
今年の学生はなかなか優秀で、とても元気があって楽しかったです。
学生からもいろいろなことを教えてもらったように思います。
皆さま、どうも有難うございました!

「神楽坂の家」一年検査

久しぶりに「神楽坂の家」に行ってきました。
雨だれによる汚れ対策をしたディテールが、外壁を美しく保っています。
特に大きな問題はないようで、快適に暮らされているようです。
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「井の頭公園の家」家具打合せ

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家具の打合せのため、「井の頭公園の家」の現場に行ってきました。
天井の施工のために、梁に足場がたくさんかかっていました。。。。
とてもダイナミックな風景ですが、、、見ているだけ怖いですね。
くれぐれも安全第一でお願いします。竣工が楽しみです。

初釜@「東小金井の家」の工事現場

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年が明けて初めての「東小金井の家」の現場。
毎年恒例、現場監督の江口さんによる工事現場の中での初釜です。
工事を一時中断して、職人の方々と一緒に美味しいお茶をいただきました。
ごちそうさまでした。
工事は順調に進み、今月末に竣工できそうです。
引き続き、どうぞよろしくお願いします!

「鎌倉長谷の家」家具工房

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「鎌倉長谷の家」ダイニングテーブルの製作途中のチェックで、
御徒町の家具工房に行ってきました。仕上がりは完璧!
興味深い機械がたくさん置いてあって、話も弾んで長居してしまいました。。。。

全体講評会@東京理科大学

東京理科大学の今年最後の設計の授業に行ってきました。
「プールを内包した集合住宅」の全体講評会です。
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僕の担当した班の太田孝一郎くんの発表風景。
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天井高の異なるプール、ラウンジ、小さな諸室をリニアに並べ、
その高さの異なる凸凹の屋上に直交するように三列に集合住宅を並べた太田案。
「プールを内包する」という与条件がポイントとなる本課題で、
プールと集合住宅のどちらにも良い効果を与えていると思います。
その構成によって、プールおよび住戸内の空間、採光、プラバシーの確保など、
様々な点で他の案よりすぐれていた思います。
他の先生方の評価も高く、文句無しの一等でした。
2年生でこのような案をまとめられるとは大したものです。今後が楽しみですね。

外構の打合せ@東小金井の家

東小金井の家の現場に行ってきました。
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元々あったゆずの木の前で、外構工事の打合せ。
ゆずの木を避けるように建物が配置されています。
東小金井の家は予定通り来年の1月末に竣工予定。
竣工がとても楽しみです。