• Archive

「たまプラーザの家」撮影&取材

その日は秋晴れの撮影取材日和。
「新しい住まいの設計」の撮影と取材で
「たまプラーザの家」にまたまたお邪魔して来ました。
PA161681-1.JPG
お隣の畑では、野菜たちが収穫を今か今かと待っているかのように
生茂っています。葉っぱは虫食いだらけで無農薬ぶりが見てわかります(笑)
PA161687b-1.jpg
カメラマンが小物類に気を配りながら、撮影アングルを決めていきます。
窓の外のイチョウ並木はまだ黄葉前でしたが、銀杏は既に収穫三昧。
おみやげとしていっぱいいただいてきました。(笑)
DSCF0010.JPG
パンづくりが趣味でいらっしゃる建主のSさん。
パンづくり風景ももちろん撮影対象に。
さすがの手際よさで、いつもつくられている様子がよくわかります。
これはベーグルをつくっているところ。
キッチンはトーヨーキッチンを入れていますが、
最大の特徴である3Dシンクをしっかり使いこなされていました。あっぱれ!
DSCF0011.JPG
出来上がったパンたち。
手前は「ピンツァ」(確か…)というレモンオイルを生地に混ぜ込んだ黄色いパン。
そのままだと甘い感じなのですが、サンドイッチによくあうとのことで、
お昼にごちそうになりました。ほんのり甘い生地との組み合わせがとても上品。
「ピンツァ」とはイタリア語で鋏(ピンチ)を入れるという意味。
生地を丸めて上面を鋏で切れ目を入れから焼くことで、
焼き上がった時のカタチがつくられます。(Sさん、あってますか?)
奥は先程のベーグル。手作りで焼き立てのベーグルは初めていただきましたが、
モチモチ感が絶妙で、歯ごたえといい、生地の甘みといい、実においしい!
ベーグルはもともと好きですが、どうかするとアゴが疲れるので
やや敬遠してしまったりしますが、これはかなりイケます!

「小平の家」照明の検査・調整&取材

今週末オープンハウスの予定の「小平の家」。
照明の検査・調整&取材で出掛けてきました。
DSC00020.jpg
今回の見せ場は大きな屋根。
この特徴を生かした照明計画になっています。
R1267879.JPG
1階部分。照明全開って写真になってますが、
もちろん部分的に点けたり消したりして、
いろいろな雰囲気が楽しめるようになっています。
DSC_0071.jpg
夜景。外構がまだ出来ていないので、全体像が完成してませんが、
まだまだよくなる予定です(笑)

「J本社ビル」 基礎断熱

現場定例を始める頃にはこんな感じだったのが↓
R1267840.JPG
途中、抜け出して見に行くとこんな感じになっていました↓
R1267843.JPG
基礎部分の断熱材をサクサク取り付けていました。
職方のみなさま、お疲れ様です。

「ポジャギの家」 地下床スラブ打設

「ポジャギの家」掘削から日が経ち・・・
擁壁が想像以上に頑丈で分厚かったりで、掘削に手間取りましたが、
なんとか地下の床打設にたどりつきました。
PA161704.JPG
「これ、地下?」って思うかもしれませんが、地下です。
でも外観上は半地下と言った方が正しいかもしれません。
敷地は道路面より2M近く上がっていて、ガレージスペースを設けるため
敷地の一部を道路面まで掘り下げる計画となっています。

虎屋菓寮京都店

虎屋とは・・・・
ずーっと東京の老舗和菓子店だと思っていました。
(虎屋さん、ごめんなさい・・・)
虎屋発祥の地、虎屋菓寮京都店。
室町時代には既に存在していたらしいとのことで
500年近くの歴史がある老舗中の老舗です。
代々御所の御用を勤めてきた虎屋は、
明治維新で朝廷が京都から東京へ遷ったのを機に、
東京にも店を構えたそうです。
そんな虎屋の由緒ある京都店が、内藤廣氏の手により
新しく生まれ変わったとのことで、出掛けてきました。
PA031473.JPG
開店時間をちょっとフライングしての入店。
大きな吹抜け空間となっている店内には客席の他、
和菓子や日本文化、京都に関わる本が置かれ、
自由に閲覧できるようになっています。
PA031474.JPG
客席からは庭が眺められます。
屋外にも長く伸びた庇の下に客席があります。
PA031492.JPG
虎屋の商標がモチーフとなっていると思われるペンダント。
PA031494.JPG
内部空間とは裏腹に、低く抑えられた庇を持つ外観が印象的です。
瓦屋根が美しい。
DSCF0043.JPG
いただいたのはコチラ。目にもおいしいお菓子でした。

カフェ・ハロー

京都に滞在すると必ず立ち寄りたくなるカフェ・ハロー。
繁華街から外れたところにひっそりと、でもありませんが、
街並みに溶け込んで建っています。
今回訪れたのは夜。10時近くだったでしょうか。
相変わらず立ち寄らずには居られない魅力を放っています。
PA021455b.jpg
夜行ったのは初めて。お隣りにも新たな店(パン屋+ギャラリー)を展開しており、
同じ町屋ながら雰囲気のがらりと違う空間をつくり出していました。
2階のさり気ない窓の開き方が、とっても気になります。
PA021460.JPG
入ってすぐは大きな吹抜けとなっており、
改装している様子が目に見えてわかるおもしろい空間となっています。
2階席もありますが、吹抜け下の大きなテーブル席も案外落ち着きます。
昼には陽だまりとなって雰囲気が様変わりします。
PA021457.JPG
枝モノの生花がとてもよく似合います。
季節が変わる度に訪れてみたくなります。
PA021467.JPG
書斎のような一角。
本棚には写真集や美術、建築本などがぎっしり並んでいます。
自由に閲覧でき、時間が経つのを忘れて読みふけってしまいます。
PA021466.JPG
お隣りのパン屋+ギャラリーとは内部でつながっています。
余談ですが、いつも「ハロー行こう、ハロー。」と言ってるくせに、
正式名称を今回初めて知りました。正確には Cafe’ Bibliotic Hello! 。
「ビブリオティックって何だっけ?」と思い調べるのですが、
該当する言葉は見つからず。
もしかして?と思ったのはフランス語のbibliotheque 。
書庫とか図書館という意味で、これなら納得です。
う~む、スペル、あえてこうしてるのでしょうか?
前はHalloと書いてあったと記憶していて、
その時も、Helloと書かないのはきっと何か意味があるに違いない、
と踏んでいたのですが、いつの間にかHelloに。
お店の人に「前はHalloじゃなかったですか?」と聞いたところ、
「いえ、前からHelloです。」と答えが返ってきました。
ほんとかな~・・・?

雨の京都

さて、今日は京都の話題に戻ります。
JIA新人賞公開審査の次の日は、京都視察。
スタートは朝食を兼ねた早い昼食をいただきました。
PA021342.JPG
その日はあいにくの雨。しっとりとした京都の街を堪能です。
お店は「光泉洞寿み」。姉小路にある京都の家庭料理の店です。
PA021339.JPG
坪庭に降る雨の音を聞きながら、食事が運ばれるのを待ちます。
PA021340.JPG
坪庭をよく見ると、なんと、ウサギとカエルが相撲をとっています。
ナゼ、ウサギトカエル???
何よりも周りで笑い転げているウサギとカエルが気になります。
おかしくっておかしくってたまらないといった様子が実におかしい。
DSCF0032.JPG
運ばれてきたのは老舗「麩嘉」の生麩を使った生麩田楽付き定食。
見るからにヘルシーです。

根津散策 ―根の津―

そしておなかがすいてしまったので、根津のうどん屋さんへ。
讃岐うどんの「根の津」の暖簾をくぐりました。
R1267703-1.JPG
暖簾の色が鮮やか!
DSCF0049.JPG
冷たいうどんを食べたくて、生醤油うどん(650円)をいただきました。
すだちの香りがさわやかな、ツルツルとしたコシのある
とてもおいしい一杯でした。また食べに行きたい。

祝-いわい-@千駄木・旧安田楠雄邸

この週末は縁あって、「祝-いわい-」という展示会に出掛けてきました。
会場は千駄木の旧安田楠雄邸。
伝統的な和風建築に西洋の建築様式や技術を取り入れた建物で、
7組の書道家、華道家、陶芸作家、金工作家、デザイン事務所が
それぞれの視点で日本の伝統的な「祝いごと」を表現するというもの。
西洋化する生活スタイルの中で、
目にすることが少なくなってきた日本の伝統的な「祝いごと」。
その「祝いごと」の持つ美しさや意味を再確認してもらうという趣旨で
行われたようです。
R1267701.JPG
旧安田楠雄邸の門構え。玄関までのアプローチに風情があります。
DSCF0048.JPG
玄関の軒先には華道家・片桐功敦氏の作品が。
これから始まる「祝いごと」への高揚感に満たされます。
R1267695.JPG
洋風の応接室のある応接部分から住居部分につながる長い廊下。
庭側の板敷き部分を家人が、畳部分を客人が歩いたそうです。
畳の廊下は当たりが柔らかく、新鮮な感覚を覚えました。
R1267671.JPG
「残月の間」より庭を眺めています。
残念ながら床の間部分の写真がうまく撮れませんでしたが、
表千家の残月亭を模してつくられているそうです。
お茶とお茶菓子をここでいただきました。
DSCF0025.JPG
「茶の間」では月見の宴が・・・
床の間に掛けられた掛軸の「月」が水盤の水面に写り、花が彩りを添えています。
書は書道家・大橋陽山氏、花器は陶芸家・二階堂明弘氏
花は華道家・片桐功敦氏のコラボレーション作品です。
DSCF0033.JPG
2階に上がって「予備室」。
「予備室」という殺風景な名に反して、とても情趣ある部屋です。
さっきまで誰かが居たような、それでいてずっと前から誰もいなかったような、
時が止まってしまったかのような静けさ漂う絶妙なインスタレーションです。
書は書道家・大橋陽山氏の作品です。
R1267700.JPG
台所。この時代には珍しいトップライトのため、
昔の台所としては明るい空間となっています。
コンロの真上には換気口(手動で開けます。多分。)まであります。
ここでお茶とお茶菓子が用意されていました。
展示自体をその意図する表現のままに撮るのは難しいので、
全ては載せられませんが、記憶の中に留めておきたいと思います。

根津散策 ―ゆうカフェ―

週末は根津の「ゆうカフェ」で少し早めのお昼ごはん。
早い時間だったため、お店にいちばん乗り。
空いていて、ゆっくり静かにいただくことができました。
DSCF0004.JPG
お店の看板メニュー”ビーフシチュー”。でも実はコーヒーがいちばんの売り。
R1267649-1.JPG
築75年の建物を改装した店内。カウンター奥の建具が目を引きます。

J本社ビル 起工式

小雨の降る中、J本社ビルの起工式が行われました。
MDSにとっては初めての仏式です。
当日まで仏式とは知らされていなかったので
いつもと違う進行でちょっと戸惑いました。
お馴染みの神道での地鎮祭は
盛砂に対し、まず設計者が鎌で草を刈り、
施主が鍬、施工者が鋤を入れるのですが、
今回は施主が鋤、設計者が鍬、施工者がスコップ(?)。
当然、玉串奉天はなく、その替わりに五穀の儀がありました。
RIMG1145.JPG
五穀を盛砂の手前に掘られた穴に撒きます。
RIMG1154.JPG
未曽有の経済危機という時期に自社ビルを新築するJ社。
社長は僕と同じ歳ですが、学ぶところがたくさんあります。

JIA新人賞の公開審査に行ってきました。

JIA(日本建築家協会)新人賞の審査会に出席のため、京都に行ってきました。
若手建築家65名の中から1次選考で15名が選ばれ、
2次選考は公開審査で行われました。
DSCF0008.JPG
発表風景。15名が順番に発表7分、質疑4分で次々と。
MDSが発表したのは「鉄の家」(詳しくは、HPのWORKSをご覧ください)。
残念ながら一票差で落選。
公開審査会の後、全国の若手建築家が集まるU-40の会議に出席。
会場は前川國男設計の京都会館等の建つ岡崎公園の一角でした。
DSCF0004.JPG
DSCF0003.JPG
DSCF0001.JPG
前川國男設計・京都会館
そして、その後は、建築家の駒田さん、田井さんと夜の京の街へ・・・。
DSCF0015.JPG
一件目は田井さんのスタッフの方が予約してくれたSPOONというお店。
町屋を改装した内装で、京都を体感できるお店でした。
そこで昼の公開審査会の審査員の一人、北山恒さんが合流。
DSCF0020.JPG
二件目は北山さんオススメの鴨川沿いにある「ホテルフジタ京都」のバーへ。
吉村順三の設計で、バーから見える景色からカウンター席の細部に至るまで
そのきめ細やかさが伝わってきます。
建物は古いですが、客室の内装も吉村さんが設計した当時のままで、
開口部、バスルームが特徴的です。
朝目覚めて、東山を背景に鴨川の流れを眺めるのが最高とのこと。

夏恒例の建築視察。今年はインドネシア

夏恒例の建築視察、今年はインドネシアに行ってきました。
なぜかクライアントにバリ好き、あるいはバリ在住経験アリといった人が多く、
インドネシアを知っておきたいというのがきっかけでしたが、
改めてその文化レベルの高さに驚かされました。
バリ島、ジャワ島の集落、遺跡、そしてリゾート。
詳しくは、今後ブログで紹介していきます。
view3.jpg
バリで宿泊したビラ。渓谷沿いにあります。
R1266998.JPG
世界最大級の仏教遺跡、ボロブドゥールからの朝靄。

「たまらん坂の家」

新建築住宅特集の撮影で「たまらん坂の家」に行ってきました。
今回の撮影は井上登さんです。
掲載号は未定ですが、今からとても楽しみです。
「たまらん坂の家」では、屋根も含めて各階の床を2枚ずつつくっています。
その2枚の床の間をどう使うかがテーマとなっています。
※このブログの写真はカメラマンの石井さんに撮影していただいたものです。
_MG_8092p-b.jpg
2階全景。
等間隔に渡る梁がダイナミックな印象を与えています。
その上は屋根面まで吹き抜け、ところどころ板を張った
ロフトになっています。
_MG_8052p-b.jpg
リビングスペースは2階の2枚の床のうち、
「上の床」をくり抜いて生まれたくぼみ部分に。
ソファは「下の床」、テレビは「上の床」に置かれています。
リビングスペースの梁の上には板が張られ、
屋根面との間にロフトをつくりつつ、リビングの天井高さとなっています。
_MG_8030p-b.jpg
リビングスペースの対面にはワークスペースを。
同様に、「上の床」が机上面になっています。
机の反対側の「上の床」は本などを置く棚として使います。
_MG_7922p-b.jpg
階段見下ろし。この家のテーマがよくわかる部分です。
2枚の床は時に机になったり棚になったり、本来の床として使ったり。
ここでは飾り棚として上下階移動の際に目を楽しませてくれます。
そしてそのどれにも当てはまらない部分は床下収納や天井裏収納として
使われます。
_MG_7899p-b.jpg
階段見上げ。
_MG_8079p-b.jpg
玄関ホール。
右手は間仕切り自由な個室スペースとなっており、
どこからでも出入りできるよう、入口と収納家具を交互に配置しています。
_MG_8083p-b.jpg
個室スペースの天井は2階の「下の床」となっていおり、
部分的にくり抜いて、天井裏収納で使ったり、
2階との接点としてあいまいにつながっていたりします。
k037s-b.jpg
外観はシンプルな片流れ。
野趣に富んだ中にセンスの光る、とても素敵な植栽です。
k007s-b.jpg
内部夕景。
2枚の床の間にもところどころあかりが灯ります。
k003s-b.jpg
アプローチ夕景。
2階の窓の向こうはワークスペース。
等間隔の梁が奥行きを感じさせます。

「ふじみ野の家」

夏の初めに竣工した「ふじみ野の家」。
入居されてから初めて訪問してきました。
P9010595-b.jpg
この秋に玄関右手にシンボルツリーが植えられる予定。
手前の土の部分は建主Aさんのガーデニングの楽しみにとってあります。
2階テラスにも少し大きめの観葉植物を置かれるとのこと。
植栽の完成が待ち遠しいです。
P9010615-b.jpg
廊下の向こうにぼんやりと明るい階段を。
P9010607-b.jpg
階段を上がると、1階とは打って変わって
自然光がやさしくまわり込む、立体的な空間となっています。
P9010625-b.jpg
見上げると空。ルーフテラスから光がまわり込みます。
正面窓の外には畑が広がり、空が大きく、遠くまで見渡せます。
P9010614-b.jpg
リビング。
右手のテラスには観葉植物がいくつか置かれる予定です。
ルーフテラスにも植物があると、あちこちの窓から緑が見えて
目にも楽しい景色になりそう。早く緑、欲しいですね。
P9010626-b.jpg
ダイニング。
借景の緑がとても豊かで美しいです。

シルバーウィークもお疲れ様です。

今日は二つの現場に行ってきました。
シルバーウィークというのに、現場は大忙し。
現場の方々、お疲れ様です。
P9231182-b.jpg
午前中は「小平の家」。
建主のNさんとインテリアの壁、家具の色見本を確認。
天井もだいぶ出来上がってきました。
構造体がダイナミックな空間になっています。
P9231200-b.jpg
午後からは「荻窪の家」。
今週末、オープンハウスの予定なので、現場は大忙し。
いつものアングルですが、養生をとればほぼ完成です。

「たまプラーザの家」

まだ畑の残る緑濃い長閑な風景の中、
三角屋根の稜線が青い空にくっきりと浮かび上がります。
P9070781T1-b.jpg
この春竣工した「たまプラーザの家」。
緩やかなイチョウ並木の坂道を上がった先にぽつんと建っています。
家の脇には栗の木も。秋の味覚の宝庫です!(笑)
これからいよいよシーズンですね。
栗はお隣さんのものですが・・・
P9070785T2-b.jpg
アプローチの芝生も育ち、シンボルツリーの代わりに
少し大きめの鉢に観葉植物が植えられています。
外壁沿いの花壇にも大小様々な鉢植えが。
置かれている植物もそうですが、器である鉢が違うだけで
印象がずいぶんと変わります。
濃い色の外壁をキャンバスに、とても素敵にされていました。
信楽焼きの狸もお出迎えです。
P9070822T2a-b.jpg
中に入り階段を見上げると、壁・天井が屋根の頂点に向かって
のびていく様子がわかります。
P9070838T5-b.jpg
階段を上がり左手奥がリビング、右手がダイニング・キッチンです。
屋根形状そのままに吹き抜けたワンルームになっています。
P9070790T3a-b.jpg
リビング。
大きな窓の外には手に届きそうな距離に栗の木があります。
その向こうは急勾配の傾斜地で、空が大きく開け、対岸の丘が見渡せます。
P9070866T1a-b.jpg
ダイニング・キッチン。
ゆくゆくはパン教室をされたいと思っていらっしゃる程、
パンづくりを趣味にされているため、キッチン廻りをゆったりと計画しました。
そしてイチョウ並木を切り取るように、横長のスリット状の窓を。
家の中に居ながらにして、四季を感じられる絵のような窓です。
秋には黄金色に輝く、目にも眩しい見事な黄葉となります。
余談ですが、工事はちょうど秋真っ只中。 現場監督のTさんをはじめ、
職人さんたちはかなりの数の銀杏を収穫したようです。(笑)
P9070798T3a-b.jpg
水廻りはコンパクトですが、明るくさわやかに。
窓の外の緑が美しく、とても贅沢な小空間となっています。

「七里ガ浜の家」

昨年春に竣工した「七里ガ浜の家」。
久しぶりにお伺いしてきました。
敷地は遠くに江ノ島を望むことのできる高台の住宅地にあります。
P9170900b.jpg
建物の形はシンプルな切妻。(上の写真は桁側。)
内部は少し複雑な断面構成になっています。
玄関までのアプローチ、植栽がよく手入れされています。
P9170892b.jpg
妻側の外観です。
この日は秋晴れの素晴らしい天候に恵まれました。
角の大きな窓からは江ノ島が見えます。
P9171053b.jpg
玄関。外部とは裏腹に、抑えた色調にしています。
P9171056b.jpg
玄関を違う角度から。
色調を抑えているからこそ、窓の明かりが際立ちます。
P9170996b.jpg
階段を上がり、ダイニングへ。
P9171047b.jpg
ダイニングからリビングを見たところ。
スキップフロアで緩やかにつながっていますが、
雰囲気の全く違う二つの部屋になっています。
P9170974b.jpg
リビングからは家の中がこんなふうに見えます。
半層上にルーフテラス、半層下にダイニングがあります。
明るく立体的な空間となっています。
P9170965b.jpg
リビング。
切妻の屋根形状を生かした空間となっています。
左手に江ノ島の見えるルーフテラスがあり、正面の縦長の窓からは富士山、
右手の横スリット窓からは竹林が見えます。
P9171096b.jpg
夜はこんな感じになります。
ルーフテラスから江ノ島を望む景色は素晴らしいのですが、
家の中を振り返っても、楽しい眺めになっていると思います(笑)
P9171018b.jpg
リビング見返し。奥に寝室があります。
リビングとは扉により間仕切ることもできます。
P9171080b.jpg
建物の中でもいちばん陽のあたらない部分にあえて和室を。
静かで落ち着いた雰囲気になりました。
右手のスリット窓の外には和の坪庭が。
左手の壁には、以前より所有されていてお蔵入りしていた
銅版でつくられた屏風を加工し、壁にはめ込みました。
今まで眠っていたものが蘇り、和室に趣を与えてくれています。
P9171064b.jpg
浴室です。窓の外には現在育成中の竹林が。
まだまだお隣さんと目があってしまいそうですが、
ゆくゆくはライトアップされた竹林を眺めながら入るのが夢。
P9170976b.jpg
ルーフテラスからは江ノ島から富士山、丹沢まで望めます。
夏には冷たいビールを片手に、江ノ島の花火をゆっくり堪能できます。
ああ、羨ましい・・・

旅の〆は・・・

旅の〆は食。
宇都宮と言えば・・・そう、餃子です!
帰りの新幹線の時間まで余裕があったので
満場一致で餃子のハシゴが決定されました(笑)
まずは『宇都宮みんみん』へ。
宇都宮で餃子と言えば?と地元の人に尋ねると
絞りきれないのか、あまりはっきりした返事が返ってきません。
それでも必ず出てくるお店です。
DSCF0090.JPG
宇都宮みんみんの焼餃子
おなかも空いていたし、あっという間にペロリと平らげました。
ビールとの相性抜群です。
そして二軒目へ。
DSCF0091.JPG
青源の餃子たち
いろいろ試してみましたが、ハネの大きい餃子が評価大。
ここで既に満腹気味だったのですが、二軒じゃハシゴにならないし
躊躇することなく三軒目へ。
DSCF0092.JPG
宇味家の焼餃子
おいしそうです。でも三軒目は不利です。
満腹すぎて味わう気持ちが薄れます。
個人的には一軒目をココにしたかった・・・
ハネが大きく、パリパリです。
ということで宇都宮で餃子食べ放題企画、大満足でした。

日光金谷ホテル

日光東照宮の拝観を終え、お茶をしたくて日光金谷ホテルへ。
DSCF0086.JPG
日光金谷ホテル・本館
明治の頃に外国人相手の宿泊施設として営業を始めた老舗中の老舗。
なぜ日光にこんなエキゾチックなホテルが?と不思議になりますが、
日光は、開国により諸外国から訪れた外交官などの避暑地として、
大正時代には国内外の要人の社交の場として栄えた場所だそうです。
帝国ホテル、都ホテル、富士屋ホテルと共に、
日本ホテル界の先頭を歩んできたホテルです。
正面2階部分のレストランでお茶をしたかったのですが、
残念ながら営業時間外・・・
DSCF0089.JPG
日光金谷ホテル・別館
DSCF0088.JPG
こちらにも「眠り猫」が。

日光東照宮・透かし彫りの動物たち

日光東照宮といえば、色鮮やかな透かし彫りの数々。
そしてその中には、様々な動物たちが登場しています。
DSCF0075.JPG
言わずと知れた「三猿」。
「見ざる 言わざる 聞かざる」という語呂合わせで
猿がモチーフになっているのかと思いきや、
意味は少しずつ違うものの、日本のみならず
「三猿」は世界各地に存在するらしいです。
(確かにこの夏旅をしたインドネシアにもいました。)
DSCF0076.JPG
こちらは象。
日本の神社仏閣に象とは、ちょっと違和感があります・・・
実際に象を見たことのない人が、想像で描いたものをベースに
彫られているので、ちょっと変な象になっているらしいです。
DSCF0077.JPG
そして本殿への入口、陽明門。
小さくって見えないかもしれませんが、
よぉ~く見ると、上の方に竜(だと思います・・・)が2段、
その下に人、人、人で、また竜(?)が1段、更に人、人、人。
日光東照宮のサイトによると、この人々は
故事逸話や子供の遊び、聖人賢人などを表しており、
その数500以上の彫刻になっているそうです。
いつまで見ていても見飽きないところから「日暮の門」
とも呼ばれているらしい。
それにしても気の遠くなるような細かさです。
DSCF0078.JPG
陽明門の左右に伸びる廻廊。
色とりどりの花や鳥が躍動感にあふれ、今にも動き出しそうです。
いちばん間近で見られる彫刻で、厚い一枚板から彫り出された
その力強さに圧倒されました。

日光東照宮・眠り猫

餃子と言えば、宇都宮。
中断したきり、ずいぶんと経ってしまいました・・・
初夏の宇都宮の旅ブログ、再開します(汗)
宇都宮と聞いて忘れてならないところ、日光東照宮。
(正確には日光市ですが・・・)
漏れなく行って参りました。
DSCF0081.JPG
「眠り猫」↑
まずはお約束の「眠り猫」。日光東照宮のサイトによると、
牡丹の花に囲まれ、日の光を浴びながらうたた寝をしているところから
「日光」に因んで彫られたとか。
DSCF0080.JPG
どこにいるかというと・・・こんな上の方にいます。
見落とす人が多いのか、「頭上、『眠り猫』」の看板が。

初代徳川将軍・家康が眠る奥宮へ続く門の欄間部分にいます。
裏側には、ネコを天敵とするスズメも彫られているらしい。
(見落としました・・・)
上記の他にも説はいろいろあるようですが、
ネコはすやすや眠り、スズメは踊る、
弱者も安心して暮らせる平和な江戸時代を
象徴する彫刻と言われているようです。
DSCF0082.JPG
門をくぐり、200段の階段を登るスタッフの面々

「荻窪の家」現場監理の帰り道

「荻窪の家」の現場監理の帰りに、
南阿佐ヶ谷駅のすぐそばの「スター餃子」という店に行きました。
その店はどうやら有名なお店のようでしたが、
なぜか阿佐ヶ谷においしい餃子屋さんがたくさんあるようです。
P8270416.jpg
手前が「厚かわ餃子」で、奥が「スター餃子」。
他にも数種類の餃子がありましたが、この二つがオススメ。

いわし丼がおいしい「橘寿司」

代々木公園駅のすぐそばにある「橘寿司」。
ランチ時、しかも1時過ぎにはなくなってしまう「いわし丼」がおいしい。
しかも、味噌汁、デザート付で850円とかなりお得。
いわし丼が食べたくなると、ここに行きます。
DSCF0008.JPG
オススメのいわし丼(味噌汁、デザート付)850円はかなりお得。

夏野菜のパスタ

少し前、パスタをつくることにはまったことがあります。
数冊の料理本を買って、それぞれのレシピで、
毎日、朝昼晩とパスタをつくっては食べ比べるといった感じでした。
久しぶりにつくったパスタは、
3色のパプリカとズッキーニの入った夏野菜のパスタ。
DSCF0059.JPG
シンプルだけど、色どりが美しく、なかなかおいしい。

「せきぐち亭」のハンバーグ

事務所のある代々木公園周辺は、場所柄、TVで紹介される店が多く、
代々木公園駅からすぐそばのところにある「せきぐち亭」もそのひとつ。
オススメはハンバーグです。
P8250270.JPG
遠くから洋食屋さんとわかる店構え。
P8250272a.jpg
ランチ時の定番メニュー、ハンバーグ定食150gは950円。
ご飯、サラダ、味噌汁おかわり自由です。

メルセデスマガジンに掲載されました

メルセデスのオーナー(新車購入3年以内)に無料配布される雑誌、
「メルセデスマガジン」にMDSが設計した住宅が紹介されました。
この雑誌は販売はされていませんが、
メルセデスオーナーの方は是非、御覧になって下さい。
P8310565.jpg
最新号のメルセデスマガジン。
P8310571b.jpg
MDSが設計した「あざみ野の家」が紹介されています。

『やしま』のうどん

富ヶ谷の交差点と代々木公園との間に、行列のできるうどん屋さんがある。
数年前に移転してきた『やしま』という店。以前は渋谷にあったそうだ。
たいてい並んでいるか、並んでいなくてもひっきりなしにお客さんがやってくる。
DSCF0094.JPG
生じょうゆあげ玉うどん(650円)とゲソ天(100円)

サバイバルな光景

夏休みのある日、
モーレツなアピールを目の当たりにしました。
DSCF0002.JPG
こっち!こっち! 親鳥が餌を運んでくる影、見えますか?
DSCF0003.JPG
親鳥が去ると、何事もなかったかのように身を寄せ合う小鳥たち(苦笑)