ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラという映画が、
bunkamura ル・シネマで14日から上映されますが、
その舞台となっているのが、ここカップマルタン。
ニース同様、砂浜ではなく、砂利の浜です。
この上に寝ると、とても痛そうですね。
海のそば、写真中央に小さく見える白い小さなたてものが、
アイリーン・グレイの別荘、E.1027です。
その拡大がこちら。
右上にコルビュジェの休暇小屋も木々の間から見えます。
アイリーン・グレイの別荘は数年前に公開(事前に予約が必要)されたばかりなので、
中に入ったことがある人は少ないのではないでしょうか?
ガイドさんの説明によると、殺人事件があった後、ずっと廃屋になっていて、
アイリーンを激怒させたコルビジェのあの有名な落書きがあったおかげで、
フランス政府から補助が出て、今のように見学できるように補修されたとか。
なんとも皮肉な話ですが、コルビュジェのおかげのようです(笑)。
コルビジェが嫉妬した(?)センスの良いインテリア。
右にちらっと見えるのが、コルビュジェの絵(有名な落書き?)。
海側はガラス張り。バルコニーと日よけもきちんとついています。
とても気持ちよさそうなハンモック。
その先は絶景です。
庭もセンス良くタイルを貼り分けられています。
映画「ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ」公開が楽しみですね。